−06『苔生す箱舟』

万博設計苔生す箱舟チラシ表確認用01

小さな漁村を貫通する国道の山側に面した地区。
夏祭に向けた会合と称した酒盛りが開かれた夜。
村の小学校の校庭には既に櫓が組まれている様だ。
国道を挟んだ海に伸びる突堤の先では、カラスがギャーギャー鳴いている。

そんな喧騒を逃れる様に、主な舞台となる古い一軒家の居間は静かに佇んでいる。

長男と次男が国道を歩いている。次男はギターを背負っている。
三男が人目を忍んで居間にやってくる。
長男と次男の目を掻い潜る様に、三姉妹がこそこそと家の玄関前へやってくる。

三人の気配に気がついた三男は慌てて電気を消す。
真っ暗な室内に、三女、次女、長女の順に部屋の中へ。
三女はちゃぶ台を、次女はリュックを背負い、長女は布を被って顔を隠している。

無一文で都会から逃げてきた三姉妹。
三女が背負ってきた「ちゃぶ台」を、何故か「何か丸くてスベスベしたもの」としか認知できない人々。
後悔と希望が積りすぎて「今」が見えない人々が目指す「未来」とは。
OMS戯曲賞最終選考選出され、佐藤信さんに「とにかく熱を感じる作品」と言われた
イプセンの幽霊を下敷きにした「幽霊’」後の初の新作本公演は、
チェーホフ「三人姉妹」を下敷きに、オリンピックが開催される前後の
少し未来の日本で起こる「記憶」にまつわる不条理な家族の物語です。

【大阪】終了いたしました!ご来場ありがとうございました。
ウイングフィールド

2015年12月11日(金)19:30
12月12日(土)15:00 19:00
12月13日(日)11:00 15:00

ウイングフィールド提携公演・「旅劇」参加公演

【東京】
王子小劇場
2016年1月9日(土)19:00
1月10日(日)11:00 15:00

上演時間は95分を予定。
受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前。

【出演】
長女/千田訓子
次女/大江雅子
三女/福井千夏

長男/田米カツヒロ
次男/松嵜佑一(A級Missinglink)
三男/東龍美

【料金】
一般/前売2,800円 当日3,000円
U-25割/前売2,500円 当日2,800円
高校生/1,000円(前売・当日とも)

【チケット発売中】

【大阪公演】https://www.quartet-online.net/ticket/kokemusuo

【東京公演】https://www.quartet-online.net/ticket/kokemusut

【スタッフ】

作・演出・宣伝美術:橋本匡市(万博設計)
映像・舞台美術プラン:サカイヒロト( WI’ RE)
照明:加藤直子(DASH COMPANY)
音響:近松祐貴(オリジナルテンポ)
音響オペ(大阪のみ):三澤健太郎
舞台監督(東京のみ):羽賀優天
舞台協力:寺岡永泰
制作:今野恵子(万博設計)
制作協力:秋津ねを カンパニーメンバー:松尾晃典(万博設計)
企画・製作 万博設計

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