死神を観た(橋本)

なんとか本番前に死神を観たいなとアンテナ張り巡らせていたら、島之内寄席で死神がかけられるという情報を入手。
落語協会にお電話して予約。6本の内、仲入前の4本目が死神。

初生死神。

諸説あるが、三遊亭圓生さんもオペラ「クリスピーノと死神」の物語を人から聞いて、それを下地に落語「死神」を作ったというのだから、まぁ良いだろう。伝聞かyoutubeかだけの差だ。

高齢化社会を具現化したような客席。

しかし落語というのは噺家によってこうも見え方が違うなと改めて。
どんなに話が面白くても、役の使い分け、感じの良さ、悪さ、間の取り方、道具の使い方一つで、飽きずに聞くことができるかどうかが如実に現れる。
一人芝居も基本は変わらない。
演じ分けが必要な舞台は特に、演者の熱量、技量、根本的な性質が問われる。

「死神」

うーん。まぁ基本に忠実だった。
少し退屈な展開。
物語は面白いのだが、如何せん演者が持ち時間を気にしてか、所々端折る。
「間」が無いのだ。
ストーリーそのまま言われても、やはり楽しくない。
演者のオリジナリティをどうしても欲してしまう。
死神、ビデオなりCDなりネットなりで見過ぎた。死神インポになっている。

その後の「小倉船」が良かった。
海に沈んでいくシーンの動きや展開は、言葉が無くても楽しかったし、豊かな時間だった。

その後千田さん松尾くんと正宗屋へ。
千田さんと松尾くんの意外な共通点を発見して楽しかった。

そこそこ酔っ払って帰宅。
酔った勢いで死神をやってみた。30分かかった。
内容は全部頭に入ってるので、出来るのは出来た。
でも人に聞かせるほどのものでもない。
役者って凄いな!と思いながら、夢の中へ。

今日は京都へ。

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