いよいよ(橋本)

劇団太陽族「血は立ったまま眠っている」公演終了いたしました。
関わって頂いた皆様、観に来てくださった皆様、誠にありがとうございました。
一回台詞が空転して、自分ひとり暗転して奈落に落ちていく瞬間がありました。
あの回を観に来てくださった方には、私の乳首をこれでもかと捻り上げる権利をあげたいくらいだ。
そんな事では済みませんね。反省してます。はい。自粛します。

久々の役者でしたが、ベースも沢山弾かせていただきました。
高校の時に友達に「バンドやろうぜ!お前はベースな!」と何故かベースを薦められ、その年のお年玉全額使って買った中古のフェンダー・ジャズベース。
友達とは疎遠になり「バンドやめようぜ・・・」と言われ、大学のお祭りの時に学部内でたまに弾いては後輩に「良いベースなのに・・・」と陰口を叩かれたり、そんな思い出が詰まったジャズベース。
前に出たコトリ会議の時も持ってましたね。
あの時はアンプ繋がなかったので音が出なかったのだが、山本君に「チョッパーで叩いたらこれぐらい音出るよ!」とアピールしたら
「あ、ちょっと五月蝿いですね」と言われたジャズベース。
中古だからそんなに高くはなかったけど、今回でやっと減価償却出来た気がする。
あとは自宅で余生を楽しんでいただきたい。

ちなみにその前の役者は大阪マクベスだったのですが、あの時はギターだった。あれは岩崎さんの私物。
役者で出る度に弦楽器を持って出てくる。ギターはコードを何となく覚えている程度、ベースも後輩に揶揄される程度なのに。
しかしこうなったら、関西弦楽器演奏可俳優協会を作ろうかと思います。
賛助の程何卒宜しくお願いいたします。
(目標賛助金額が溜まった時点で解散いたします)

岩崎さんから稽古の最中何度も「チューニングあってないよね」と言われた。
自分では絶対音感あると思ってたのだが、お借りしたチューニング・メーターをあてて見ると、全然合ってない。
耳が衰えたのか、元々絶対音感持ってないのに持ってるつもりだったのかよくわかりませんが。
今回のお芝居は袖が無かったので、流石に芝居やってる横でチューニングして音を出すわけにもいかず、ベースを弾くたびに楽屋に引っ込んでチューニング。一曲弾くたびにチューニング。
流石に一曲ではズレないだろうと思ったら、ずれている。
チューニング&チューニング&チューニング。
時折、中部弦楽器演奏可俳優協会名誉会長のくるぶしさんとチューニングバッティング。

しかしこのチューニングという作業が次第に楽しくなってくる。
このメーターを元に調律しておけば、くるぶしさんと(コードを間違えていなければですが)音が合った時に波長が合うという事なのだ。
楽日の最後の曲を演奏している時に何となく耳でそれを感じる事が出来て、個人的には最高に楽しかった。
バンドマンの気持ちが少しわかった。
でも電車でベース運ぶ時に(良い歳して…)と見られてそうな目が怖いのと、何より重くて運ぶのが大変だから無理だけど。
そういえば積み込みの時にベース積み込もうと思ったら、「折れたら怖いよね・・・」と岩崎さんにやんわり止められた。
岩崎さんのギターはハードケースに入っているので、トラックに揺られていった。
「あ!自分で持っていくんで大丈夫っす!」と言いながら、少し岩崎さんを呪った。

しかしチューニング問題で、自分の耳の不安定さも改めて感じさせられた。
多分これは耳だけでなく、色々な器官にも言えるのだろうけど。
何処がずれているのか、確かめていかないと。

と、確かめる為にこのブログを書き始めた次第である。
最近めっきり長めの文章書いてなかったからだ。
ジャブ程度に書いておきたくなったのだ。
手帳には色々と細々メモが溜まっているが。

「刑事さんは言ってない」
「牛は汽車を見るのが好きだ」
「猪瀬知事と徳洲会の人の顔」

なんだろうこのメモは。
最後のは、何となく分かるが。
まぁボチボチまとめていきたい。

いよいよ犬の再演が近づいてきた。
明日より本格的に稽古開始。
ドキドキしている。
演出に駄目だしされまくった自分の姿を目の当たりにしている野田さんを演出させていただくという事にもドキドキしている。
いよいよだ。いよいよ。台本の書き直しは太陽族の稽古中に完了して、もうお三方にはお渡ししている。
専念する。専念せねば。
牛は汽車を見るのが好きなのだから。刑事さんはそう言った。
(刑事は心の中では、猪瀬知事と徳洲会の人の顔、スゲエ漫画みたいな顔だな、と思っていた)

さて、ご予約お待ちしております。切に。
初演から弦を張り替え、チューニングバッチリで待っております。

http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=50779

 

広告