利賀に行ってきたこと、深津さんを偲ぶ会にお邪魔したこと

月末、利賀村にSCOTの芝居3本観に行ってた。
昨年観た「シラノ・ド・ベルジュラック」でもう脳みそ破壊されるかと思うぐらい演劇を信じていいんだって久々に思える舞台でして。
だもんで何人か一緒に行かないですか?とお誘いしたのですが、皆さま多忙で一人レンタカーを借りて富山まで。
孤独でしたが、運転というのは神経が研ぎ澄まされるので、ランナーズハイならぬドライビングハイ。
流れるラジオから「♪ガールズトークを楽しんでー(→)ガールズトークを楽しんでー(↗)」って酷い歌詞を綺麗な声で歌う女性の声が聞こえてきたり。
あれなんのうたなんだろうか。検索しても全然ヒットしない。

今年は「世界の果てからこんにちは」「鈴木さんトーク」「トロイアの女」「シンデレラ」を観劇。
どれも良作(良トーク)ばかりでしたが、個人的に一番入ってきたのが「シンデレラ」。
スズキ・メソッド演劇を劇中劇でも使用する劇でしたが、美しく、笑えるお得な感じ。
カーテンコール後のラストシーン、演劇愛に満ちていて、ちょっと泣きそう。
でもこれ身体訓練されてないと、全く笑えないし泣けないしありふれた感じもするんだけど、それがしっかりと見世物として成立し、作品となっている。美しくて、おもろくて、人生が透けてみえる。
そうだ、去年利賀にいって俳優設計やろうと思ったんだった、とか当たり前で大事な事を思い出したり。

現場では関西から数名お知り合いや、はじめてお話するかたとお会いしたり、他地域の方ではじめましての方とご挨拶したり。
来年も行けるといい。
シラノの台本を購入。無事帰宅。行きは8時間、帰りは6時間かかった。

次の日は深津さんを偲ぶ会に出席。
深津さんと作品で関わることは出来なかったけど、大学の卒論でインタビューさせていただいたり、客演に寺本さんを呼んでその打ち上げの席でちょっとだけ褒めてもらったり、ウイングで公演に来られるときに笑顔で会釈してもらったり、と、細々とした関係性でしたが、なんのご縁か、今桃園会さんが使用されたちゃぶ台でこの文章をうってる。
偲ぶ会では、またご縁をいただいた。ありがとうございます。
次の本公演でも、昨年あまりに早くあちらに行ってしまったお二人のことを私の片隅に確かに感じて、新作を書いているのです。

美しく、おもろく、紡ぎたい。

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