日記を書いてみることに(橋本)2016/05/15

公演が近づくと、宣伝も兼ねて「稽古場日誌」なるものを更新する劇団さんは多い。
かくいう私もそういうものをお願いしたりしていた。ただまぁ書きたくもないものを書いている時間になってしまうのは忍びない。
稽古は牛歩の歩みの中で見えてくるものを取りこぼさないように色々試す場所なので、ときには「演出死ね」と思っている俳優もいるだろうのに
「今日も楽しい稽古!」とか言わせるのも忍びない。私自身も書くのが忍びないこともある。
なので、シンプルに日記、ブログは「WEB LOG」の略称なので、原点に立ち返ってみる。
日々のことを書いていれば稽古の事も出てくるだろうし、一日を振り返る時間も欲しかったのだ(後述)。
いつまで続くか分からないが、とりあえず、初日。

2016/05/15(日)
公演が近づいてくると気の焦りからかセカセカ動いて結局失敗まみれになってしまうという悪癖を治したいと常々考えている。
が、せっかちという性格はなかなか治るものではないのは33年生きて重々承知している。
そんなある日、コンビニで立ち読みした本で「ゆっくり動けば全てが変わる」なる本と遭遇。
パラパラ読み、ああ、ちょっとゆっくり動いてみようかなと心がけてみるが、やはりどうもうまくいかない。
なので脳内に落ち着きスイッチなるものを想定して一日を過ごすように心がける。

ゆっくりしすぎた。

慌てて稽古場がある鶴橋へ。「SERVICE」の稽古。女優4人と。
他のメンツは本番もあり稽古合流はもう少し先。今のうちにこの4人にリズムを掴んでおいてもらっておくことが大事なので、とにかく丁寧に本を読み解く作業。
早く先の本を渡してあげたいものだが焦りは禁物(落ち着きスイッチ発動)。
稽古が終わって電車で帰宅。資料用に読んでいた育児本が隣に座るおばちゃんの目に止まったようで
「お兄ちゃん、子供おんの?」と絡まれる。説明するのが大層面倒と感じたので「ええ、最近夜泣きが酷くって」と嘘を言ってしまった。
質問攻めにあい、大層困ることになってしまった。やはり嘘は良くない。

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